シリアスギグル

週をまたいで引っ張るつもりはなかったんだけど、結果として、申し訳ないです。

さあ、ついに何とかログインして会場に向かう。
この時点で開会まであと少し。眼鏡をフィッティングする時間の余裕はなくなっていた。そういうわけでモデルさんの眼鏡がずれていたら、それは私の責任です。
開会直前に正装に着替え……ようとしてクライアントが落ちた。プリム製のマントとハットが重かったのか。やばい、入れなくなるとあせったが、何とかつなぎなおすすと会場に入れた。

そして、開催。観客席でショーを見ていた方はどう感じられたか知らないけど、キャットウォークの裏、楽屋でショーを見守っている人間としては、ショーの1時間はものすごい速さで時間が流れているように感じた。本当にあっという間にショーは終わったのだ。
ダンスから始まり、ドレスを着たモデルさんが次々にキャットウォークに飛び出して行き、自分の番が来て、終わり、そして閉会。それはまさに、夢のような一時間。

不手際がなかったとは言わない。しかし、ショーは大成功だったと思う。素人集団で、よくぞここまで体裁を整えてショーが出来たものだと思う。
なにより、メタバーズやマグスルのような大手ではなく、言っちゃ悪いが零細SIMであるSLingHokurikuで、日本勢発の大規模ファッションショーを成し遂げたことがすばらしいと思う。ユーザー主導のイベントとして、歴史に名を残すだろう。

今後、もしかしたら大きなところが力を入れて、ファッションショーを開催するかもしれない。それは大規模資本とプロフェッショナルの参加する、成功するべくして成功するようなショーかもしれない。しかし、今回のセカコレに参加した人は彼らに言ってやればいい。
「確かにたいした腕前だ。だが、日本じゃ二番目だ！」
私は、今からこのせりふが言いたくてうずうずしているのである。

おまけ



ショー終了後、ブログ用のSSをとり忘れたと言ったら、残っていた方たちがわざわざ衣装を着替えてポーズをとってくれた。ありがとう、みんな。

それで、次回のファッションショーはいつ開催ですか？